【無印良品】自分だけの辞書を単行本ノートで作る方法

ノート

100均や無印良品には魅力的なノートや多く売られています。
そういったノートは価格も抑えられているのが多く、ついつい買ってしまうものです。

でも買ってみたは良いものの、何を書こうか悩んでしまうことがあるのではないでしょうか。私もそんなことがよくあり、大体は講義ノートとして使うことがほとんどです。

そこで今回はノートの使い道として、「自分だけの辞書をつくる」というのを実践してみようと思います。

無印良品の単行本ノート

無印良品には魅力的な文房具が多数売られています。
私は特に、無印良品のノートやバインダーが好きでよく購入します。

今回購入したのは「単行本ノート」です。
この「単行本ノート」というのは、単行本サイズになっており、ページ数はなんと184ページもあるのが特徴です。
どちらかというと「文庫本ノート」の方が単行本ノートよりも知られていると思いますが、サイズを考えたときに単行本ノートの方が書き込みやすいだろうと思い、こちらを購入しました。

バッブル
バッブル

無印良品はノートのラインナップが豊富なので、
自分に合ったノート選びがしやすいです。

シンプルながら厚みがある

全体的に無印良品らしいというか、シンプルで素材感を楽しむことが出来るような雰囲気を感じ取ることが出来ます。184ページというページ数ということもあり、厚みもあります。

安いノートだとサイズもボリュームも小さいというのがこれまでの印象だったのですが、単行本ノートは十分な厚みがあるので、使い込んでいく意欲がどんどんわいてきますね。

中身は無地

単行本ノートの罫線タイプは「無地」です。
ここは好みが分かれそうな気がします。

私自身は使用用途によって罫線タイプを選んでいます。

例えば講義ノートなんかはなるべく正確に板書を写したいと思うので罫線の入っているノートを使います。しかしゼミ用のノートは発表のおおまかな流れや計算過程をざっくり書き込みたいので方眼タイプをしようしています。

滲みや裏写り・裏抜け具合は?

私のような万年筆ユーザーにとって、ノート選びの一番のポイントは「にじみ、裏移り、裏抜け」しないということです。

万年筆以外でも水性インクや水性ゲルインクを使っているペンに見られます。
万年筆は特ににじみや裏移り等が起こりやすいので、うかつに安価なノートを購入してしまうと後悔する羽目にあうことがしばしば。

この「単行本ノート」はどうかというと、

にじみ・裏写り・裏抜け
  • にじみ → ほぼなし
  • 裏写り → ほぼなし
  • 裏抜け → ややあり

にじみや裏写りはほぼ有りませんでした。
しかし裏抜けは確認されました。これに関してはあまり気になるものではなく、使用する万年筆やインクによってはこれよりも抑えることが出来ると思います。

具体的には細字の万年筆やペンを使用したり、裏抜けしにくいインクを使用する、といった具合でしょうか。裏抜けしにくいインクとしては「顔料インク」がおすすめです。

国産の「セーラー万年筆」が出している「極黒」なんかは比較的入手しやすい上に、裏抜けしにくいという評判があありますね。カードリッジタイプもあります。

何を書くか

バッブル
バッブル

ノートを買ったけど何を書こう…


この記事を読んでいる方は、こんなちょっとした悩みを持ったことが一度はあることでしょう。

当の私もデザインに惹かれてノートを購入した経験が何度かあるのですが、何に使うか迷ったあげく、結局は講義ノートになってしまったものです。

しかし今回はすでに使用目的を決めて購入しました。
そしてノートの使い道に困っている方に是非検討してもらいたいなと思っているのが、今回紹介する「自分だけの辞書(事典)」を作るということです。字書

自分だけの辞書の作り方

自分仕様の物理学辞書(事典)を作ります

自分だけの辞書と言いましたが、具体的には「物理学の辞書」をつくるとします。

私は現在大学生で、物理学を専攻しています。
進路としては大学院進学を希望しているので、日々その勉強に励んでいるのですが、改めて学び直すと「結局これってなんなんだ?」とか「これの定義って何?」なんてことになるのです。

わからないところを遡っていったら定義が曖昧だった、といったところですね。

こういう専門用語は国語辞典には載っていないので物理学辞典なんかを参照すれば良いのですが、なにせその値段が素晴らしい。案の定といえば案の定ですが、とても手が届かないので図書館で閲覧する程度で収めています。

でもインプットだけではじあまり自分のためにならないので、アウトプットもかねて自分仕様の辞書を作るのが良いなと思ったわけです。

インデックスのあの部分:小口印刷とは

辞書、辞典を手にした方なら1度は見たことがあると思うのですが、側面にあるインデックスのような部分。実は名前があるようなんです。

その名も「小口印刷」
はじめて知りました。「レファレンス協同データベース」というサイトを参考にしました。サイトのURLを張っておきますので気になった方はどうぞ。

辞書などの前小口に印刷されている検索用の見出しを何と呼ぶのか。 | レファレンス協同データベース
レファレンス協同データベース(レファ協)は、国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築する調べ物のための検索サービスです。参加館の質問・回答サービスの事例、調べ方、コレクション情報など調査に役立つ情報を公開しています。

おおまかな流れ

  1. インデックスの位置を決める
  2. 書くルールを決める

①インデックス:付箋で代用

さてその小口印刷ですが、蛍光ペンで小口を塗ることでもなんとかできそうです。
しかしどの部分にどれだけのボリュームになるのかは未知なので、蛍光ペンよりも柔軟に対応できそうな付箋を使用することにしました。

原始的というか、簡素なものではありますが、とりあえずはこれで事足りるでしょう。
付箋は貼った部分が干渉して見えなくなるのを防ぐためにもフィルム付箋を使用しています。

おすすめの付箋は別記事に書いていますので気になった方はそちらもどうぞ。

①インデックス:分野別でインデックスをつける

さてこのインデックスですが、私は五十音順にしているわけではありません
今回は目的が目的な上、手書きで創っていくため書く順番にこだわると後ほどめちゃくちゃになってしまうので五十音にするという案は早々に却下しました。

とはいってもある程度インデックスをつけておかないと、見つけたい単語を探し出すことが出来ないので辞書としての効力が薄くなってしまいます。

そこで私は分野ごとにインデックスをつける、ということにしました。
「古典力学・電磁気学・熱統計力学・量子力学」の4分野です。

②書くルール:調べた順に書いていく

だいぶ後に習う内容であっても、最初に調べたら最初の方に書き込んでいきます

先に書いたように私は五十音順に書いていません。
かといって習った順に書いているわけではありません。

型にとらわれてしまうと本来の目的からそれてしまったり、継続できなかったりということになるのではないかと思ったため、分野に分けて、調べた順に書き込んでいくことにしました。

この調べた順、すなわち時系列順に書くというのは奥野宣之さん『情報は1冊のノートにまとめなさい』を参考に採用したテクニックです。

②書くルール:具体的に書いていること

  • 見出し、単語
  • 定義、意味
  • 補足事項(証明や導出、気づいたこと)

実際に書いている内容は上の4つです。
単語とその意味はもちろんですが、

補足事項として、式の証明や導出を書き込んだりもします。
私は暗記が苦手なので公式を暗記することが出来ないので、どちらかというと公式は導出します。その公式の導出すら覚えられないので、おおまかなストーリーがわかればいいかなといった具合で、書き込んでいます。

ほかにも気づいたことや、これまでわからなかったポイントに対する気づきも書き込んでいます。わからなかったことというのは、そのときわかったも後々またぶりかえしてくるものなので、わかったときの気づきやきっかけも書くようにしています。

そして使用例も適宜書いています。

ノートは使い方色々

今回は無印良品の単行本ノートで辞書を作ってみました。
理系の人なら公式集を創ってみるのも面白いですね。

ノートはこれ以外にも使い方が色々あります。
日記帳にする、レシピ帳にする、ダイエット記録にする、ブログのアイデア帳にする。

もし途中で気が変わってもノートを買い換えたりせず、そのまま使ってみるのも良いのではないでしょうか。「ノートはこう使わなければならない」という固定概念を捨てて、もっと気軽に使ってはいかがでしょう。

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