KAWECO(カヴェコ)ペンシルスペシャル0.7mm

ペン

本屋や文房具店では案外多くの「シンプルなデザイン」のシャープペンシルが売られています。装飾に凝ったデザインよりかはシンプルなデザインの方が支持されている印象を持ちます。

しかし今回紹介するシャープペンは、シンプルな中でもシンプルを突き詰めている、そう思える1本です。単にシンプルなのではなく、チープさが感じられないのも魅力。

今回は「KAWECO(カヴェコ)」のペンシルスペシャルを紹介します。

外観

全体的に真っ黒でシンプル

「黒いなぁ~~」

というのがこのペンを初めて見たときの感想です。本当に真っ黒ですよね。

軸はもちろん、ペン先やノック部分も黒で統一されています。さらに注目したいのは、軸部分とグリップ部分が一体になっているところです。もはやグリップ部分はない訳なんですが……

真っ黒というと、ぺんてるのグラフ1000for proが外せませんが、グラフ1000の場合はグリップ部分があったりノック部分が芯径によって色が違ったりというデザインをしています。しかしカヴェコのスペシャルはそれすらそぎ落とされているのでより洗練された印象がありますね。

八角軸

カヴェコペンシルスペシャルの特徴、もう1つは鉛筆を想起する八角軸です。

軸全体はつるんとしたさわり心地をしているので、もしこの軸が円柱状だったら滑りやすくて書きにくかったでしょう。でも、この軸を六角軸にすることで書きにくさは感じにくくなっています。

ノック部分にはロゴマーク

全体的にシンプルなデザインをしているペンシルスペシャルですが、ノック部分は銀色でロゴマークがつけられています。これが良いアクセントになっていますね。ぱっと見はシンプルながらも、見方を変えるとキラリとロゴが光るというデザインは個人的に好きです。

このロゴマークはプリントではないというのも特徴ですね。

ノック部分をよく見ると、歯車のように周囲がギザギザしています。こういった細かい部分にも拘りが感じられます。

ペン先は光沢のないマットな仕上がり

ペン先は軸と異なり、光沢感のないマットな仕上がりです。触ってみるとややザラザラしています。

どうしてペン先だけマット加工が施されているのかよくわかりませんが、光沢感がない分、筆記に集中できるのでこれは実用面において良いポイントだなと思います。

クリップは後付け可能

このシャープペンにはクリップがついていないシンプルなデザインです。

しかし、もしクリップを使いたいと思うのであればクリップ単体を購入して後付けすることが可能です。しかしクリップはメタリックなデザインなので、スペシャルの真っ黒い印象を外したくない方にはおすすめしません。

反対にクリップをアクセントとして引き立てたいと考えている方にはおすすめできます。

使ってみた感想

八角軸が持ちやすい(でも手汗かきがちな方にはおすすめできないかも…)

小学校の頃は鉛筆を使うことを強制されていた方は案外多いのではないでしょうか。もしそうだとすれば手は思っているよりも六角軸の鉛筆になれているかもしれません。

そういうのもあってかカヴェコのペンシルスペシャルは持ちやすいです。鉛筆の六角軸とシャープペンの円柱の間をとった感じです。

軸の素材感的に滑りやすいのではないかと思っていましたが、この八角軸のおかげで思ったよりも握りやすく書きやすいです。

ただ、自分の場合は手汗をかきにくい体質なので、反対に手汗をかきやすいかたは滑りやすく感じるかもしれません。手が乾燥しやすい方も同様に滑りやすく感じるかもしれませんね。

ほどよい重みですらすら書ける

このペンの軸はプラスチック素材ではなく、アルミや真鍮が使われています。真っ黒でもプラスチックのようなノッペリとした、チープな印象を受けないのはまさに素材による効果なのでしょう。

金属と言うことなので、実際に持ってみると思ったよりも重さを感じることと思います。ほどよい重さですので、スラスラと書くことが出来ます。私は2Bのシャープ芯を使っているのですが、筆圧をかけなくてもちゃんと書けます。

バッブル
バッブル

重さがあって安定感のあるシャープペンと2Bの芯は相性が良いのではないかなぁと思います

全体的に黒でペン先もマット加工がされているので集中しやすい

全体的に黒い色をしてることの嬉しいポイントは、単にスタイリッシュな見た目という意外にも、集中の妨げになりにくいという処にもあります。

私は結構多くのシャープペンを持っているのですが、受験勉強やテスト勉強、卒業研究の時なんかは常軌を逸した集中力で勉強などに取り組むわけです。もちろん一心不乱に書き続けているわけではなく、行き詰まってひたすら考える、ということもあります。そんなときにデザイン性のあるペンを使っていると一瞬意識がそちらへ行ってしまうことがあるんです。

しかし、こういった黒いペンや装飾が抑えられたペンだと、集中が途切れることがすくなくなります。そういった点でもオススメできますね。

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