【ボールペン】OHTO(オート)のアメリカンテイストは1本は持っておきたい

ペン

文房具コーナーで売られているボールペンというのを見てみると、どれも似たようなデザインであると思ったことは一度くらいあると思います。

高級ラインのペンとなると似たようなデザインながらも、各ブランドやメーカーのこだわりというのが感じられたり、そもそも一風変わったようなデザインのペンが売られていたりします。もちろん値段は高い。

安い価格帯ながらひと味違ったデザインのボールペンがほしいという方、是非この記事を読んでいってください。今回はお値段500円ながら見所満載なボールペン、OHTO(オート)アメリカンテイストを紹介します。

アメリカンテイストの特徴

今回紹介するボールペンはすべて定価にして500円という安さでありますが、紹介したい特徴がいっぱいあります。なのでまずはこのアメリカンテイストシリーズの特徴をそれぞれ紹介していきます。

きれいなマーブル模様

まずパッと目に付くのがこのきれいなマーブル模様です。色味もまた素敵なのですが、それを一層引き立てているのがマーブル模様でしょう。

こちらはペンの種類によって若干変わってくるので、現物を見て一本一本品魅しながらお気に入りを選びたいですね。

またこの軸は見る角度によって模様が変わるものもあります。きれいに反射する面積が大きいペンを是非入手したいです。こういう個体差のあるペンは自分らしさがとても出やすいのでおすすめですよ。

カラーバリエーションが豊富

アメリカンテイストのほかのシリーズのペンにはあまり見られない特徴の一つが、カラーバリエーションの豊富さです。ボールペンのインクの色のバリエーションが多いペンというのは、安い価格帯でもよく見られますが、このような特徴的な軸をしているペンには中々見られません。

わかっている範囲では

  • ブラック
  • ホワイト
  • アイボリー
  • レッド
  • パープル
  • ブルー 
  • イエロー
  • グリーン
  • ターコイズ

9種類ありました。ホワイトとアイボリー、レッドとパープル、グリーンとターコイズなどの微妙な色の違いがありますが、どちらかというと後者の方がマーブル模様の主張が強い印象にあります。

シンプルな方が良いのであればこれらは避けた方が良いかもしれませんね。

軸の種類も豊富

カランダッシュの849シリーズなどはこれよりもさらに多くのカラーが展開していますが、アメリカンテイスト最大の強みは軸の種類の多さです。

まずアメリカンテイストは回転式とノック式の2つの繰り出し式があります。そのなかでも軸の種類があり、

  • 回転式 → 3種類
  • ノック式 → 4種類

トータル7種類の形状があります。太い軸が苦手な方は細い軸を選ぶことが出来ますし、回転式が苦手でもノック式を選ぶことが出来る。などなど自由度の高さはとても魅力的です。

しかもこれが定価で500円というのが驚きです。

リフィルは互換性の高いパーカー規格

さてボールペン選びでつい見落としてしまうのが、ボールペンの替え芯、リフィルです。せっかく購入したのは良いけど、使い切りだったとかネットでしか替え芯を購入することが出来ない。など意外な処に落とし穴があるものです。

ですが、このアメリカンテイストは替え芯に対しても良心的なのです。国産のボールペンというのはメーカー独自の替え芯しか使えないようなペンが多いです。

つまり互換性が効かないということですね。こうすることでメーカーの方は、自社の替え芯を買ってもらえるのでもうけになるわけですが、こちらとしてはお店に売ってなかったり廃番になられたりしたらたまったものではないです。

しかし、アメリカンテイストはひと味違いました。なんと替え芯はパーカー規格を採用していたのです。パーカー規格とは簡単に言うと、パーカーという海外ブランドの規格に合わせた替え芯。ということになるのですが、これを採用している海外ブランドが多くありますので、互換性の高い規格になっているのです。

最近ではなめらかさで有名なジェットストリームもパーカー規格を採用したリフィルを展開し始めましたね。なので自分の好きな書き味のリフィルを使うことが出来たり、好きな色を使えたり、入手しやすくなったということなんですね。

ニードルポイント

OHTOのボールペンといえばこのニードルポイントです。

写真を見ていただければどういうのかすぐわかると思います。遠目で見るとシャープペンシルと見間違えてしまうような外観です。

こういう形状にすることで手元がすっきりして、見やすくなるんですね。しかしこの形状にすると芯の強度が落ちてしまうのが難点でした。それをOHTOさんは試行錯誤して強度を上げた結果、現在のように快適に使えるようになったのです。

替え芯の値段も良心的 ハイコスパ

そしてこの替え芯の値段もまたよろしいんです。値段は定価にして90円

さすが国産のリフィルはお安いです。海外ブランドだと1000円を超えるような替え芯もありますし、ジェットストリームのパーカー規格版でも600円です。パーカー規格の中ではずば抜けて安いと言うことがわかります。

本体価格も替え芯もこの値段で、このクオリティですから是非一本は持ってみたいですね。

所有しているボールペン

前置きが長くなってしまいました。アメリカンテイストの中では一部になってしまいますが、今現在私が持っているのを紹介しようと思います。

ターコイズ×回転式

一番最初に購入したのがこのペンでした。ターコイズとマーブル模様、そして角度によって絶妙に異なる反射具合がとてもきれいなペンです。

回転式なのですが、ボディの方ではなく尻軸の方を回転させます。一般に回転式はノック式よりもスタイリッシュなのが特徴的なのですが、このペンは回転式の中でもスタイリッシュだと思います。

使用感なのですが、見た目から想像するよりも重いです。しかもグリップ部分が太めで形がやや特殊なので持ちやすいとは言えません。

見た目はとても良いのですが、使いやすさは好みが大きく分かれるでしょう。

ホワイト×回転式

こちらは先ほどのペンと色違いになります。色はターコイズ。このタイプの軸は全体的にマーブル模様の主張が強めなのが特徴的です。

使いやすさは先ほどと同じです。重さはけっこう重めで、持ち手が特殊なので使いやすさに関しては人を選ぶと思います。

ターコイズ×ノック式

今度はノック式です。色はターコイズ。軸はグリーンなのですが、持ち手がターコイズなのでターコイズに分類されたのでしょう。

アメリカンテイストの軸は太めなのが多いのですが、このペンはとても細くてスリムです。クリップの形状からも控えめな印象を受けますね。

模様も先ほどのタイプとは異なり、マーブル模様は持ち手だけに施されています。

このタイプの軸は、ほかの色でも同様にマーブル模様は持ち手だけにほどこされているので、シンプルめに抑えておきたい方はこのタイプの軸で、ブラックを購入するといいでしょう

使用感なのですが、アメリカンテイストの中ではトップクラスに使いやすかったです。シンプルな形状なだけに持ちにくさは感じられませんでしたし、重さもほどよく長時間使っていても疲れませんでした

デザイン云々を抜きにしてもいいボールペンだと思います。オススメ

グリーン×ノック式

今手元にあるのは4本なので、これが最後です。こちらもノック式です。

色はグリーンで、先ほどと同じく持ち手のみにマーブル模様が施されています。軸も持ち手もグリーンで統一感があるのが良いですね。

やや太めの軸ではありますが、持ち手の方は先端に行くにつれて細くなっているような形状です。

使用感は、こちらも癖がなく使いやすいと思いました。細い軸よりも太めの方が良いという方はこちらの軸をおすすめします。デザイン云々を除いても書きやすいボールペンだと思います。こちらもおすすめ。

全色集めたくなってしまう

私が購入したお店では、アメリカンテイストが専用の木製のケースに入った状態で売られていました。その様子はとても圧巻で、あのケースごと全部買いたいなと思ってしまうくらいでした。

こういう価格が抑えられつつ、見栄えも良く、バリエーションの多いペンというのは全色集めてみたくなってしまいますね。

一本持ってみるとついついほかのも試してしまいたくなる、そんな魅力がありますので気になった方は是非一本購入してみてください。

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